ごーとです。
東京の新名所となる自然豊かなウォーターフロントが特徴の竹芝エリアに、2020年4月に開業した高級ホテル「メズム東京 オートグラフコレクション」に家族3人で宿泊してきました。
この記事では、子連れでも楽しめる「メズム東京」の魅力をたっぷりお伝えするとともに、客室や食事の様子なども含めた1泊2日の宿泊記をお届けします。
今回の宿泊では、客室のグレードアップがあり、SPGアメックスカードの年会費の元を取るどころか、年会費以上の価値を体感することができました。
また、赤ちゃんを連れての宿泊でしたが、不安もなく快適にホテルステイを楽しむこともでき、一生の思い出を作ることができました。
それでは、「メズム東京」の魅力を余すことなく、徹底的にお伝えしていきます。ぜひ、ゆっくりと、じっくり読み進めていただければと思います!
メズム東京とは?
「メズム東京」は、東京の新名所となる自然豊かなウォーターフロントが特徴の複合施設「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」のタワー棟に、2020年4月に開業しました。
ウォーターズ竹芝は、JR東日本が開発した複合施設で、26階建てからなるタワー棟、6階建てからなるシアター棟で構成されています。
「メズム東京」は、タワー棟の16階~26階の高層階にあります。5階~14階は、オフィスとして利用され、1階~4階は、アトレ竹芝になっており、飲食店などがテナントとして入居しています。
メズム東京は、マリオットボンヴォイホテルの中でコレクションホテルとして位置付けられ、個性あふれる際立ったデザインが特徴の1つです。
メズム東京のコンセプトは、“TOKYO WAVES”。テーマカラーは、ミッドナイトブルー。
「まだ見たことのない本物の東京をメズム東京で味わえる」ということで、ロビー、通路、客室、レストラン、ホテル中のあらゆる空間に、五感を魅了する仕掛けが散りばめられています。
ホテル概要
名称 | メズム東京 オートグラフコレクション |
所在地 | 東京都港区海岸1-10-30 |
電話番号 | 03-5777-1111 |
開業日 | 2020年4月27日 |
規模 | 地上26階建 ウォーターズ竹芝(16階~26階) |
客室数 | 265室 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 12:00 |
添い寝条件 | 12歳未満無料 |
駐車場 | 4,000円(バレーパーキング|1泊) 1,800円(NPC駐車場|24時間最大) |
ホテルカテゴリー | カテゴリー7 |
ダイニング | 3か所 |
クラブラウンジ | ー |
客室概要
「メズム東京」の客室は、chapter1~chapter4までの4クラスに分かれています。
客室 | 広さ | フロア |
chapter1 ツイン/キング |
40㎡ | 17~23階 |
chapter1 ツイン ガーデンビュー |
40㎡ | 17~23階 |
chapter1 ツイン/キング エグゼクティブ |
40㎡ | 24~26階 |
chapter1 ツイン ガーデンビュー エグゼクティブ |
40㎡ | 24~26階 |
chapter2 キング |
43~44㎡ | 17~23階 |
chapter2 キング ガーデンビュー |
43~44㎡ | 17~23階 |
chapter2 キング エグゼクティブ |
43~44㎡ | 24~26階 |
chapter2 キング ガーデンビュー エグゼクティブ |
43~44㎡ | 24~26階 |
chapter3 スイート |
95㎡ | 18~24階 |
chapter4 スイートリュクス |
180㎡ | 26階 |
chapter1とchapter2は通常の客室で、バルコニー付きのガーデンビューの客室や24階~26階に位置する高層階(エグゼクティブフロア)の客室が用意されています。
chapter3は、スイートルームで、全室が浜離宮を一望できるバルコニー付きのガーデンビューの客室になっています。
chapter4は、265室の中でたった1室しかないスイートルームで、180㎡の客室と60㎡バルコニーからなる最上級のラグジュアリー空間になっています。
ホテルへのアクセス
「メズム東京」は、水辺空間が豊かに整備されている東京港区の竹芝エリアに位置しています。
車でのアクセス
電車でのアクセス
新交通ゆりかもめ「竹芝」駅より徒歩3分
都営大江戸線・浅草線「大門」駅 B1/B2出口より徒歩7分
メズム東京へのチェックイン
ボクたちは、「NPCウォーターズ竹芝駐車場」を目指し、車でホテルまで向かうことに。
メズム東京には、1泊4,000円のバレーパーキングと24時間1,800円のコインパーキングの2種類の駐車場があります。
コスパを優先させた結果、コインパーキングを利用することにしました。
駐車場がややわかりにくい場所にあり、若干迷いましたが、妻の助けを借りて、なんとか車を停め、ホテルへと向かいます。
アーリーチェックイン成功
駐車場に到着したのは、13時半頃。とりあえずフロントへと向かいます。
駐車場からホテルまでは歩いていると、メズム東京のサインボードが現れます。
駐車場からホテルまでは歩いて約3分。ホテルエントランスは、タワー棟の1階にありました。
ホテルのテーマカラーであるミッドナイトブルーのエントランスカーペットを越えると、左側にカウンターがあります。
少し早く到着してしまった旨を予約名とともに告げると、お部屋の準備は出来ておりますとのこと。16階ロビーへ向かうよう案内されました。
検温やアルコール消毒の徹底、カウンター越しには、パーテーションが設置されており、コロナ対策はバッチリです。
ホテル館内に1歩足を踏み入れると、両サイドに広がっているリンゴをモチーフにしたオブジェ。
その奥にあるエレベーターで16階のロビーへと向かいます。
16階ロビーは、天井が高く、ゆったりとした雰囲気が流れています。大きな窓からは、東京スカイツリーが見えました。
客室のグレードアップに成功
そして、いよいよチェックイン手続きです。
チェックインカウンターは3つあり、向かって一番左側がマリオットボンヴォイ専用カウンターになっています。
チェックインカウンター横には、高級感溢れるラゲッジカートが2台置いてありました。
チェックイン時に期待していたウェルカムドリンクのサービスはありませんでしたが、客室のグレードアップがあるとの案内がありました。
レイトチェックアウトの希望も聞かれたので、迷わずお願いし、チェックアウト時間を14時まで延長していただきました。
チェックインしたのが14時頃だったので、24時間のホテルステイが始まるんだ!とワクワクしながら、客室へと向かいます。
chapter2 エグゼクティブの客室
アサインされたのは、なんと、chapter2(チャプター2)のエグゼクティブフロア(24階~26階の高層階)の客室です。
今回の宿泊は、無料宿泊特典での予約だったため、chapter1(チャプター1)の客室への宿泊のつもりでしたが、大幅なグレードアップが実現したのです。
広々40㎡超えの豪華客室
それでは客室内の様子をじっくり紹介していきましょう。
入り口には、小さなベルボタンがついています。
カードキーセンサーにカードかざし、いざ入室!!
ドアを開けると・・・ん?正面に、ピアノらしきものが見えました。
40㎡を超える豪華客室とはいえ、奥行がある広い部屋に驚きを隠せません。
左側に目を移すと、浴室らしき光景が見えました。
ウェルカムスイーツはチョコレート
こちらがchapter2の客室の全景です。
キングサイズの大きなベッド、ゆったりとくつろげる大きなソファが特徴的です。
今回の宿泊は、妻の少し遅い誕生日祝いも兼ねてのホテルステイでした。
事前にホテルに伝えていたところ、ウェルカムスイーツとして、チョコレートが用意されていました。
チョコレートの下には、ウェルカムメッセージが書かれたカードが置かれていました。
メズム東京のロゴ入りチョコレートを含め、5つの味を楽しむことができました。
また、客室内には、猿田彦コーヒーをはじめ、抹茶、紅茶など高品質なドリンクアメニティも豊富に用意されています。
そして、一番驚いたのは、冷蔵庫内にあるドリンクが全部無料!ということ。
水だけではなく、ハートランドビールやオレンジジュースまで全て無料だったのです!
客室内にあるこだわりの設備
続いて、客室内にある数々のこだわり設備を紹介していきます。
まず、部屋に入って目に飛び込んできた電子ピアノ。全室に設置されているというから驚きです。
実際に弾くことができるのはもちろん、デモ演奏でピアノの音色を耳で楽しむことができます。
電子ピアノの横には、ラゲッジボックスとダストボックスがあります。
ラゲッジボックスについては、ただの飾りか?と思いつつ触ってみると・・・
固定されているわけでもなく、大小2つともに開けることができました。
こういった細かい部分も含めて、「五感を刺激する」というメズム東京のコンセプトなのでしょう。
ラゲッジスペースにはかっこいいロゴ入りのハンガーが7つ。
7つもいらないだろうと思いつつも、連泊客用なのか超厚着をした客を想定しているのか、いろんな想像をしてしまいました。
ベッドサイドには、黒電話が設置されています。遊び心が部屋中に広がっている楽しい空間でワクワクが止まりません。
客室には、タブレット1台が置かれており、照明・温度のコントロール、フロントへの連絡、インルームダイニングのオーダーなどが可能です。
ゲストが客室内でしたいことや知りたいことは、このタブレット1台で完結するようになっており、快適なホテルステイを実現してくれます。
そして、今回の宿泊は、0歳児の息子を連れての宿泊だったため、ベビーベットを客室内に用意していただきました。
ベビーベッドは、ダブルベッドの横にすっぽりと配置されていました。
そして、うれしかったのがおむつ用のごみ箱。スタイリッシュなブルーでなんだかオシャレです。
都内の高級ホテルに息子を連れての宿泊にやや抵抗を感じていましたが、メズム東京は赤ちゃんや子連れでも安心できるサービスがありました。
徹底的にこだわったアメニティ
メズム東京は、客室内アメニティにも徹底的こだわっていることで有名です。
洗面台横に置かれた高級感漂うデザインの1冊の本。その本の中には、アメニティが入っていました。
アメニティボックスの中身をはじめ、「メズム東京」こだわりの客室アメニティの全貌は、下記の記事で徹底的に紹介しています。
「メズム東京」客室アメニティを徹底紹介!
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メズム東京こだわりの「アメニティボックス」に感動!五感を魅了する豪華客室アメニティを徹底的に紹介!
浴室や洗面台には、「五感を魅了する」というメズム東京のコンセプトを体現したバスアメニティが用意されています。
柑橘系の爽やかさと優しい香りがたまらない「バルクオム」とコラボレーションしたオリジナルのハンドウオッシュやローション。
「メズム東京」のこだわりは、バスアメニティだけではなく、ドリンクアメニティについても同様。
東京・恵比寿発祥のスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」によるオリジナルブレンドは至高の味わいでした。
また、不二家とコラボレーションしたオリジナルパッケージのミルキーを口の中で転がしながら、味わうコーヒーも最高でした。
快適なリビングとベッド
今回アサインされたchapter2の客室は、キングベッドが設置された客室です。
ベッドサイズは180cm×203cmのシモンズ製。
ふんわりもっちりとしたベットで、快適に眠れました。
ベッドの上には、キッズアメニティもカゴに入って用意されています。
ベットサイド左側には、黒電話、時計、メモ用紙とペンが置かれています。
ベットサイド右側には、タブレット、テレビのリモコン、消毒スプレーが置かれています。
ベッドの奥には、ソファースペースがあります。
4つのクッションが置かれたソファーは、座り心地抜群で、ゆったりとくつろげる癒しの時間を演出してくれます。
そして、ソファーの奥に広がっているのは、夜になると素晴らしい夜景へと変化する高層ビル群。
昼間とは雰囲気が一変し、東京の美しい夜景を望むことができます。
また、ボクたちが宿泊した部屋からは、東京湾とレインボーブリッジを目にすることができました。
光り輝く高層ビル群とレインボーブリッジに酔いしれたのでした。
メズム東京自体も夜になると荘厳な雰囲気を放っていました。
洗練されたデザインのバスルーム
続いて、洗面台とバスルームなどの水回りを紹介していきます。
洗面台とバスルームは、リビングスペースの手前に配置されています。
洗面台は、長方形のスペースになっています。
シンクは、上質な風合いを放つ、スクエアタイプ。
洗面台の下には、ダストボックス、チェア、ドライヤー、体重計、タオルなどが収納されています。
バスルームは、大きなバスタブが特徴的な洗練されたデザイン。
スケルトンになっていますが、引き戸で仕切ることもできます。
足を伸ばしても十分なスペースが出来るほど、大きな大きなバスタブです。
バスアメニティはこだわりのオリジナルブランド。
壁面にはお湯を自動で溜めるスイッチが配置されていました。
メズム東京での食事
ボクたちは、宿泊日の夕食は周辺施設で、翌朝の朝食はホテルでいただきました。
インルームダイニング
ホテル内にはレストランのほか、客室での食事を楽しめるインルームダイニングサービスがあります。
客室内に設置されているタブレットの「メインメニュー」画面から、インルームダイニングサービスを利用することができます。
インルームダイニングをタッチすると、4つの時間帯メニューが出てきます。
インルームダイニングのメニューなどの詳しい内容については、下記の記事もあわせてご覧ください。
「メズム東京」のインルームダイニング
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メズム東京のインルームダイニングとは?客室内で楽しめるメニュー内容や価格などを紹介!
メズム東京の朝食
朝食は、チェックイン手続き時にご案内があり、予約なしで利用できるとのことでした。
16階ロビーにあるレストラン「シェフズ・シアター」で朝食が提供されています。
このレストランは、ベビーカー入店も問題なくできるため、赤ちゃんや子連れでも安心して利用することができます。
また、追加料金を支払うことで利用できる個室もあり、プライベートな空間での食事も可能となっています。
シェフズ・シアターで人気の朝食メニューは、コース仕立てになっており、2種類のラインナップがあります。
ボクたちは、特製オムレツ「オムレット・オ・ブール」に惹かれ、夫婦ともに、メズム・ブレックファストをオーダーしました。
メズム・ブレックファストの価格やメニューなどの詳細は、下記の記事で紹介しています。
「メズム東京」の至高の朝食
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メズム東京の豪華朝食を徹底レビュー!シェフズ・シアターのメニューラインナップや価格などを紹介!
チェックアウト
今回ボクたちは、アーリーチェックインに成功し、レイトチェックアウトも実現したため、24時間フルでメズム東京に滞在することができました。
レイトチェックアウト
通常のチェックアウト時間は、12時でしたが、SPGアメックスの特典でレイトチェックアウトが可能になり、14時にチェックアウトしました。
チェックアウト手続きは、タブレットから簡単に進められ、ルームキーは客室内に置いて帰ることが出来ます。
ボクの息子は、「もう帰るのかぁ~」「この景色は今日で最後なのかぁ~」と言わんばかりの様子でした。
名残惜しい気持ちでいっぱいでしたが、またいつか来るぞ!!と心に誓い、ボクたちは「メズム東京」を後にしたのでした。
この記事では、子連れでも楽しめる「メズム東京」の魅力をたっぷりお伝えするとともに、客室や食事の様子など1泊2日の宿泊記をお届けしました。
みなさんもぜひ、「メズム東京」への宿泊をして、優雅で贅沢な非日常を体感してみてはいかがでしょうか?