ごーとです。
みなさんは株主優待をもらったことがありますか?雑誌やテレビなどで特集が組まれたり、SNS等で話題になったりと、少しずつ知名度が上がってきた株主優待。
株主優待とは?
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株主優待とは?投資初心者向けに株主優待のもらい方と銘柄の選び方などをブログで徹底解説!
そんな株主優待をお得にもらうことができる投資方法の1つに、クロス取引があります。クロス取引は、ノーリスクでお得に株主優待をもらうことができ、家計の節約にもつながります。
株主優待をもらってみたいなぁ!と思ったものの、そもそも投資って怖くて危険なイメージがあると思ったことはありませんか?
でもそんな心配はいりません!この記事では、クロス取引の基礎知識をはじめ、ノーリスクでお得に株主優待をもらう方法などを丁寧に紹介していきます。
実際にボクがもらった株主優待の紹介もしますので、ぜひ、最後までゆっくりとご覧ください。
クロス取引とは?
株主優待をお得にゲットする投資法
クロス取引とは、一言で表現すると、株主優待をお得にもらうことができる投資方法です。
本来、株主優待をもらうためには、数万円から数十万円の株を購入しなければなりません。
5分でわかる株の仕組み
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株とは何か?株式投資とは何か?投資超初心者でも5分で簡単に理解できる株式投資の仕組み
しかし、クロス取引をマスターすれば、数百円のわずかな手数料だけで、株主優待をノーリスクで手に入れることができるのです。
お食事券、クオカードなどの金券類、好きな商品を選べるカタログギフトなど様々な株主優待をもらうことができます。
株主優待とは?
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株主優待とは?投資初心者向けに株主優待のもらい方と銘柄の選び方などをブログで徹底解説!
クロス取引で実際にもらった株主優待
実際にボクがクロス取引でもらった株主優待のほんの一部をご紹介します。
どの株主優待も数百円というわずかな手数料だけでもらうことができました。
吉野家ホールディングス(9861)|お食事券
吉野家ホールディングスの株主優待は、全国の吉野家などで使えるお食事券3,000円分。
こちらの株主優待は、クロス取引を行うことで、498円でゲットすることができました。
クロス取引でゲットした吉野家の株主優待
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クロス取引で取得した吉野家の株主優待が到着!数百円で3,000円のお食事券をゲットする方法をブログで紹介!
イオンモール(8905)|カタログギフト
イオンモールの株主優待は、選べる株主優待。ボクは3,000円相当のカタログギフトを選びました。
こちらの株主優待は、クロス取引を行うことで、117円でゲットすることができました。
クロス取引でゲットしたイオンモールの株主優待
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クロス取引で取得したイオンモールの株主優待が到着!たったの100円でカタログギフトをゲット!
わらべや日洋ホールディングス(2918)|クオカード
わらべや日洋ホールディングスの株主優待は、クオカード1,000円分です。
こちらの株主優待は、クロス取引を行うことで、118円でゲットすることができました。
クロス取引でゲットしたわらべや日洋の株主優待
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クロス取引で取得したわらべや日洋ホールディングスの株主優待が到着!たったの100円でクオカード1,000円分をゲット!
これだけのものがもらえると、生活費の一部を株主優待でまかなうことができます。実際、ボクも株主優待だけを使い、お金は一切使わずに、1週間のランチ代を0円にしたことがあります。
株主優待のおかげで、日々の生活費を下げることができ、節約につなげることができました。
優待生活で有名な桐谷さんは、家の中にある家具から始まり、移動に使う自転車、着ている服、食事に至るまで、株主優待を使って日々を過ごしているそうです。
クロス取引の仕組み
ノーリスクで株主優待がもらえる仕組み
本来、株主優待をもらうためには、数万円から数十万円の株を購入しなければなりません。
5分でわかる株の仕組み
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株とは何か?株式投資とは何か?投資超初心者でも5分で簡単に理解できる株式投資の仕組み
そして、株を買ったとしても株価は日々動いているため、株価が大きく下落するリスクがあります。
通常の取引では、株価の変動によって、利益が出ることももちろんありますが、損失が出ることもあるのです。
株主優待が欲しくて、株を買ったのに、株主優待の価値以上に株価が下がり損してしまった。ということが起こってしまったら、本末転倒です。
例えば、株主優待の3,000円の食事券を目的に5万円で株を買ったのに、株価が10,000円下落してしまうこともあるのです。
しかし、今回紹介するクロス取引は、株価の変動を心配することなくノーリスクで、わずかな手数料だけで株主優待をもらうことができます。
「買い注文」と「売り注文」を同時に行う
クロス取引とは、株の買い注文(現物取引)と株の売り注文(信用取引)を同時に行い、株価の変動による利益と損失を相殺することで、お得に株主優待を受け取る方法です。
株の買い注文(現物取引)は、「株主優待の権利を獲得する役割」を担い、株の売り注文(信用取引)は、「株価の変動を帳消しにする役割」を担っています。
例えば、5万円の株でクロス取引したケースを想定してみましょう。
5万円の株が4万円になってしまった場合、買った株は-1万円の損失が出ています。一方で、5万円で売った株は、+1万円の利益が出ています。
このように、株価が上がっても下がっても損益はゼロで、株価変動リスクがないため、わずかな手数料だけで、株主優待をお得にもらうことができるのです。
クロス取引の流れ
株主優待をもらうまでの流れ
クロス取引の仕組みはなんとなく理解できましたか?
次に、クロス取引を始めるにあたり、証券口座開設から株主優待がもらえるまでの全体の流れを簡単に説明します。
細かい知識は、後ほどしっかりと理解するとして、まずは全体像を把握するつもりで読み進めてみてください。
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1証券会社で証券口座を開設する
株を買ったり売ったりするためには、証券口座を開設しなければなりません。
まず、銀行口座・投資資金・本人確認書類を3つを用意して、証券口座を開設しましょう。証券口座の開設方法などについては、下記の記事を参考にしてください。
株式投資の始め方を知る
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投資初心者向けに徹底解説!誰でもすぐにわかる株式投資の始め方・やり方スタートガイド
銀行口座は、証券口座を開設する本人名義のものを用意し、投資資金は最低30万以上が必要です。通常の株式投資の場合、少額からでも株を購入できますが、クロス取引を行う場合、信用口座を開設しなければならないため、投資資金は、30万円以上用意する必要があります。
30万円と聞くと不安になる人も多いかもしれません。しかし、何度も言いますが、クロス取引は株価変動リスクがないため、投資資金が大きく減ることはありませんのでご安心ください。ボクがクロス取引を始めた頃は、50万円の資金を用意しました。
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2信用取引口座を開設する
証券口座の開設が完了したら、次に信用取引口座を開設します。
通常の証券口座開設時に、同時に申し込むことができる証券会社もありますので、もちろん同時開設でもかまいません。
信用取引口座を開設する理由は、信用取引口座を持っていないと、株の新規売り注文(先ほど説明した「株価の変動を帳消しにする役割」を担う取引)ができないからです。
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3欲しい株主優待銘柄を探す
次に、欲しい株主優待銘柄を探しましょう。
現在、日本上場している企業約4,000社のうち、約4割にあたる1,500社ほどが株主優待制度を実施していると言われています。
数ある株主優待銘柄の中から、自分が欲しい株主優待を見つけたら、まず、その企業の権利確定日が何月何日なのかをしっかり確認してください。
そして、その株をクロス取引するために必要な投資資金についても確認しておきましょう。
権利確定日とは?
株主名簿上で誰が株主であるかどうかを確定させる日のこと。権利確定日に株主であれば、諸々の権利を得ることができる。
権利確定日を確認する=いつクロス取引すればいいのかを把握するということです。
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4権利確定日までに株の買い注文と売り注文を行う
信用取引口座を含む証券口座開設を済ませ、欲しい優待銘柄をリサーチしたら、夢の株主優待生活まであと少しです。
株主優待制度を導入している会社の株を各会社ごとに決まっている「権利確定日」までにクロス取引(株の買い注文と株の売り注文)を完了させましょう。
権利確定日に株主であれば、株主優待をもらう権利が得られます。
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5権利付最終日まで保有する
売りと買いの両方のポジションを持っている状態で、権利確定日を過ぎるのを待ちます。
権利確定日が過ぎて、優待を受け取る権利が確定したら、現渡(品渡)を行えば、取引は完了です。
現渡(品渡)とは?
信用売りポジションと現物買いポジションを相殺すること。
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6権利確定日の約3か月後に株主優待が届く
会社によって差はありますが、権利確定日の約2~3か月後に株主優待が到着します。
ワクワクしながら、株主優待の到着を待ちましょう。
クロス取引にかかる手数料
クロス取引とは、数百円のわずかな手数料だけで、株主優待をノーリスクで手に入れることができると説明してきましたが、実際にどのくらいの手数料がかかるのでしょうか。
現物取引手数料
クロス取引にかかる手数料の1つ目は、「現物取引手数料」です。これは、現物買いポジションを持つときに発生する手数料です。
SBI証券や楽天証券、auカブコム証券などでは、1日の合計約定代金合計額100万円までの手数料が無料になるコースが用意されています。
信用取引手数料
クロス取引にかかる手数料の2つ目は、「信用取引手数料」です。これは、信用売りポジションを持つときに発生する手数料です。
SMBC日興証券では、信用取引手数料が無料。SBI証券や楽天証券、auカブコム証券などでは、1日の合計約定代金合計額100万円までの手数料が無料になるコースが用意されています。
貸株料
クロス取引にかかる手数料の3つ目は、「貸株料」です。これは、名前の通り、証券会社から借りた株のレンタル料です。
レンタル料と言っても、ピンとこないと思いますが、本来株というのは、自分が持っていない株を売ることは出来ません。
しかし、信用取引では、クロス取引のために一時的に証券会社から株を借りて、信用売りポジションを持っています。その際に発生しているのが、貸株料です。
貸株料は、証券会社によって大きく異なっていますが、下記3社がクロス取引におすすめな証券会社の貸株料です。
証券会社 | 貸株料 |
SMBC日興証券 | 1.4% |
SBI証券 | 1.1%(短期) 3.9%(長期) |
auカブコム証券 | 1.5% |
貸株料は、年利で表示されており、信用売りポジションを持っている日数分かかる費用であるため、可能な限り保有期間を短くすべきです。
一方で、証券会社からレンタルできる株の数にも限りがあるため、クロス取引を行うタイミングが重要と言えます。
この記事では、クロス取引の基礎知識をはじめ、ノーリスクでお得に株主優待をもらう方法などを丁寧に紹介しました。
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