ごーとです。
今日は、イオンモール(8905)から届いた株主優待を紹介していきたいと思います。イオンモールの株主優待は、3つのコースから優待品を選べるため、優待のご案内が到着しました。
今回の株主優待は、2020年2月にクロス取引により取得したもので、優待取得にかかったクロス取引費用は117円。たったの117円で株主優待を手に入れることが出来ました。
それでは、実際に届いた株主優待の中身とクロス取引の詳細などについて見ていきましょう。
イオンモール(8905)
イオンモールは、イオングループの中核企業としてディベロッパー事業を担い、ショッピングセンターの開発・運営を行う会社です。
日本全国をはじめ、中国、アセアンの約200拠点でショッピングモールを展開。みなさんの住んでいる地域にもあるのではないでしょうか。コーポレートメッセージは「ひとも、まちも、きらきら。」
会社概要
【会社名】イオンモール
【コード】8905【市場】東証1部【決算】2月
【設立】1911年11月【上場】2002年7月
【株価】1,587円(2020年6月2日終値)
【特色】イオンのショッピングセンター開発子会社。07年ダイヤモンドシティと合併。海外は中国が柱。
株主優待をもらう方法
イオンモールの株主優待は3つのコースから選べるタイプとなっています。
コース | 優待内容 |
Aコース | イオンギフトカード |
Bコース | カタログギフト |
Cコース | カーボンオフセットサービス |
カーボンオフセットとは
権利確定日|2月末日
イオンモールの権利確定日(株主優待をもらう権利が得られる日)は、2月末日の年1回になります。優待をもらいたい場合、権利確定日の2営業日前(権利付最終日)に株を保有している必要があります。
今回権利付最終日|2020年2月26日
次回権利付最終日|2021年2月24日
株主優待獲得条件
毎年2月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有している株主を対象に、保有期間および保有株式数に応じて最大10,000円相当の株主優待を3つのコースから選べることができます。
所有株式数 | 優待内容 |
100株~499株 |
・3,000円分イオンギフトカード |
500株~999株 |
・5,000円分イオンギフトカード |
1,000株以上 |
・10,000円分イオンギフトカード |
長期保有株主向け優待制度
イオンモールには長期保有株主向けの優待制度があります。通常の株主優待に加え、保有継続期間3年以上の株主は、下記の基準でイオンギフトカードをもらうことができます。
2月末時点保有株式数 | イオンギフトカード金額 |
1,000株~1,999株 | 2,000円 |
2,000株~2,999株 | 4,000円 |
3,000株~4,999株 | 6,000円 |
5,000株以上 | 10,000円 |
2月末日の株式名簿に、1,000株以上の株主として記載され、保有継続期間が3年以上(同一株主番号で2月末日および8月末日基準の株主名簿に7回以上連続して記載された株主)が対象
(2016年2月期末から株主名簿に同一株主番号で継続記載されて、5,000株以上保有していた場合)
実際に届いた株主優待
株主優待の到着日は2020年6月2日です。
こちらが実際に届いた株主優待のご案内です。好きな株主優待品を選び、QRコードまたは電話番号から申し込むことで、優待をもらうことができます。
申込期限は2020年の6月30日までとなっており、短いので注意が必要です。
Aコースは、日本全国のイオンモールやイオングループでお買い物やお食事に利用できるイオンギフトカードです。
Bコースは、約2,440点の多彩な商品から好きな商品を選ぶことが出来るハーモニックのカタログギフトです。
Cコースは、カーボンオフセットサービス。どの会社にもよくある寄付系優待の一種です。地球温暖化防止に貢献する活動に参加したい人はこちらを。
昨年は、Aコースの「イオンギフトカード」を選びましたが、今回は、Bコース「ハーモニックのカタログギフト」を申し込んでみました。カタログギフト優待は紙をめくりながら選ぶのが好きなので、ブックタイプをチョイスしました。到着するのが今から楽しみです。
クロス取引のスケジュールと費用
今回の優待取得にあたっては、SBI証券を利用してクロス取引を行いました。株主優待獲得までのスケジュールと費用は下記のとおりです。
2020年2月21日(金)|現物買&一般信用売
権利付最終日まで1週間を切り、そろそろ在庫も減ってきただろうと思われるタイミングで現物買と一般信用売を成行注文。
取引内容 | 数量 | 約定価格 | 売買手数料 |
現物買 | 100株 | 1,827円 | 0円 |
一般信用売 | 100株 | 1,827円 | 0円 |
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2020年2月27日(木)|現渡
権利付き最終日の26日(水)の引け後に現渡注文。翌朝27日(木)に現渡が完了し、無事にクロス取引成立となりました。
取引内容 | 数量 | 貸株日数 | 貸株料 |
現渡 | 100株 | 6日 | 117円 |
クロス取引はお得だったのか?
株主優待をお得にもらうことが出来るクロス取引ですが、優待の価値以上に手数料などの費用がかかっていては、意味がありません。今回のクロス取引はお得な取引だったのでしょうか?クロス取引費用と株主優待の価値を比較してみます。
「クロス取引費用<株主優待の価値」となっているか?
クロス取引費用
日時 | 取引内容 | 取引費用 | |
2020年2月21日(金) | 現物買 | 手数料 | 0円 |
2020年2月21日(金) | 一般信用売 | 手数料 | 0円 |
2020年2月27日(木) | 現渡 | 貸株料 | 117円 |
取引費用合計 | 117円 |
株主優待の価値
株主優待到着日 | 株主優待内容 | ||
2020年6月2日(火) | カタログギフト3,000円相当 | ||
株主優待の価値 | 3,000円 |
「クロス取引費用(117円)<株主優待の価値(3,000円)」となった。
結論|2,883円のお得な取引が成立
今回のクロス取引では、3,000円相当の株主優待をたったの117円で手に入れることができ、2,883円のお得な取引が成立しました。117円の投資に対して、約24.6倍のリターンを得ることができました。
このようにリスクなしで、株主優待をお得にもらうことができるクロス取引。ぜひみなさん挑戦してみてください。
来年もイオンモールのクロス取引に挑戦しようと思います。