ごーとです。
2020年7月に開業した「リッツ・カールトン」ブランドとして、世界で初めて、温泉施設を持つホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」に家族3人で宿泊してきました。
この記事では、子連れでも楽しめる「ザ・リッツ・カールトン日光」の魅力をたっぷりお伝えするとともに、客室や食事の様子なども含めた1泊2日の宿泊記をお届けします。
今回、赤ちゃんを連れての旅行でしたが、子連れでも快適にホテルステイを楽しむこともでき、一生の思い出を作ることができました。
それでは、「ザ・リッツ・カールトン日光」の魅力を余すことなく、徹底的にお伝えしていきます。
ぜひ、ゆっくりと、じっくり読み進めていただければと思います!
ザ・リッツ・カールトン日光とは?
奥日光のラグジュアリーリゾート
「ザ・リッツ・カールトン日光」は、国内5番目となる「ザ・リッツ・カールトン」ブランドのホテルとして、栃木県日光市に2020年7月に開業しました。
リッツ・カールトンブランド初となる温泉施設を有しているラグジュアリーリゾートであり、世界中から注目されているホテルです。
栃木の伝統工芸を活かしたデザインや、日本家屋の縁側に見立てたラウンジエリアをしつらえた客室など、日本らしさをいたるところに体現しています。
ホテル概要
名称 | ザ・リッツ・カールトン日光 |
所在地 | 栃木県日光市中宮祠2482 |
電話番号 | 0288-25-6666 |
開業日 | 2020年7月15日 |
規模 | 地上5階建 |
客室数 | 94室 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 12:00 |
添い寝条件 | 12歳未満無料 |
駐車場 | 3,000円(バレーパーキング) |
ダイニング | 4か所 |
クラブラウンジ | ー |
客室概要
客室 | 広さ | フロア |
リバーサイドガーデンビュー | 57㎡ | 1~3階 |
男体山ビュー | 57㎡ | 1~4階 |
中禅寺湖ビュー | 57㎡ | 3~4階 |
中禅寺湖ビュー スイート | 115㎡ | 4~5階 |
ザ・リッツ・カールトン スイート | 277㎡ | 5階 |
ホテルへのアクセス
「ザ・リッツ・カールトン日光」は、栃木県日光市の風光明媚な中禅寺湖畔に位置しています。
中禅寺湖を望むメイン棟とレイク棟、男体山を望むマウンテン棟の3棟からなっており、奥日光の手つかずの自然と調和するように佇んでいます。
車でのアクセス
電車でのアクセス
ボクたちは、マイカーを使って、東京方面から東北自動車道、日光宇都宮道路を通ってホテルまで向かいました。突然の豪雨の中、最後のいろは坂を登りきるのに苦戦したことは忘れません。
この日は、大きな渋滞もなく、東京から2時間半程度での到着となりました。
ザ・リッツ・カールトン日光にチェックイン
宿泊日の3日前に「ザ・リッツ・カールトン日光」のゲストリレーションズから1通のメールがきました。
スムーズなご案内をするために到着時間をお伺いしたい。そして、希望があればアーリーチェックインも可能だということでした。
14時くらいに到着予定だということを伝え、同時に駐車場の予約もお願いしました。
アーリーチェックイン
宿泊日当日、予定より1時間早くホテルに到着。到着時刻は13時過ぎでした。
さすがに2時間前のチェックインは無理かなー。と心配していたものの、そんな心配はどこ吹く風。
スタッフが笑顔で「お迎えのご準備はできております。」と明るく応対してくれて、車と荷物を預けて、ホテル内まで案内されました。
人生で初めて宿泊するリッツカールトンのエントランスを目の前に、ボクたち家族はテンションが上がります。
写真でしか見たことがなかった、高級感溢れるカッコいいカーペットにうっとりしながら、1歩、1歩、ホテル内へと足を踏み入れていきます。
カーペットを越えると、右手には、ベンチ?オブジェ?が現れます。
ボクたち家族は、カーペットの前で記念写真を撮影していただいたのですが、手荷物はこのオブジェの上に置かせていただきました。
左手に進んでいくと、ホテルのエントランスです。
ついに、夢にまでみたリッツカールトンに来たんだと!実感がはっきりと湧いてきた瞬間です。
ウェルカムドリンクサービス
ホテルへと入ると、「ザ・ライブラリー」という空間に案内され、チェックイン手続きが行われました。
この「ザ・ライブラリー」という空間には、日光にまつわる書籍等がずっしりと並べられています。
外に目を移すと、綺麗な緑の中に一筋の光が差していて、いろは坂での突然の大雨をすっかり忘れてしまうほどでした。
程なくして、ウェルカムドリンクサービスの時間がやってきました。
ボクは贅沢にシャンパンを、奥さんは、ノンアルコールシャンパンをいただくことにしました。
ウェルカムドリンクをいただきながら、周りを見渡すと、火がともっている場所があり、興味深く見ていると、「本物の火なんですよ~」とスタッフが声をかけてくれました。
ボクの息子も夢中になって、キョロキョロしながら火を見つめていました。
チェックイン手続き
チェックイン手続きの中で、ホテルから渡されたものを1つずつ紹介します。
2つ折りのウェルカムレターをいただきました。中を開くと、ボクの名前がしっかり書かれていました。
リッツ・カールトン日光のルームキーは木製で、木の暖かみが感じられるおしゃれなデザインです。
エレベーターや客室エントランスにかざして、簡単に使用することができます。このルームキーは、チェックアウト時に記念として持ち帰ることができます。
ホテルの総合案内が記載されたペーパーをいただきました。館内設備などについて、わかりやすくまとめられていました。
ダイニングで提供されるメニューをデジタルで閲覧できるQRコードが印刷されたペーパーをいただきました。
複数の人が触れる可能性のあるものを極力なくすという、新型コロナウイルス感染症対策がしっかり取られていて安心できます。
滞在中に楽しめるアクティビティプログラムが掲載されたペーパーをいただきました。
無料と有料のものがあり、どれも魅力的なものばかりでしたが、今回は息子が小さいこともあり、申込はしませんでした。
とってもチャーミングな「むささびくん」が描かれた子供向けアメニティを1セットいただきました。
パッケージを開けてみると、子供用スリッパ、子供用歯ブラシ、子供用ボディスポンジが入っていました。
客室までの案内
チェックイン手続きが終了すると、着物を着た女性スタッフが館内説明をしながら、客室まで案内してくれました。
スタイリッシュなエレベーターに乗って、客室まで向かいます。
客室までの通路に敷かれたふかふかのカーペットを進んでいくと、ボクたちが宿泊する部屋に到着しました。
オレンジ色に光るサークルランプに部屋番号が表示(本ブログではモザイク処理をしています。)され、その中央やや下には、ベルボタンが配置されています。
ドアノブの上には、カードキーをかざすセンサーが配置されており、簡単に開錠することができます。
クールなデザインで、客室エントランスからも高級感が漂っています。
リバーサイドガーデンビューの客室
今回、アサインされたのは、大谷川を望む眺望を有した広さ57平米を誇る「リバーサイドガーデンビュー」という客室です。
客室内の様子をじっくり紹介していきます。
客室に入り、まず、目に入ってきたのが、壁に掛けられたライトに照らされた1枚の絵。
ウェルカムフルーツ
入室後まもなく、ドアをノックする音が聞こえてきました。
なんだなんだ?と恐る恐るドアを開けてみると、ウェルカムフルーツが届いたのです。
こんなおもてなしを受けたのは、はじめての経験です。最高級ホテルのリッツ・カールトンは違うなと奥さんと感心。
巨峰は、とにかくジューシーで甘みがあり、アメリカンチェリーは粒が大きく満足感が高いものでした。
そして、ウェルカムフルーツと同時に、モナカの猿が1匹やってきました。
チョコレートのモナカです。”適度な甘みとくちどけやわらかなチョコレート”と”シンプルな風味のモナカ”が相性抜群な逸品でした。
リビングスペース
客室内を進んでいくとリビングスペースがあります。
光を取り込む天井いっぱいの大きな窓が見える、広くて洗練されたリビングスペースです。
リビングテーブルの上には、館内移動時に手荷物入れとして使うバッグが2つ置かれています。
リビングスペースに設置されているソファに腰を下ろすと、目に入ってきたのは、壁面備え付けの55インチの液晶テレビ。
テレビ横の引き戸は、伝統工芸でもある鹿沼組子からインスピレーションを受けた和のテイストを取り入れた特徴的なデザインです。
テレビ横の引き戸を開けると、なんとバスルームにつながっていました。これには驚きを隠せませんでした。
プライベートバルコニー
リビングスペースの奥には、プライベートバルコニーがあります。
ザ・リッツ・カールトン日光は、全ての客室にプライベートバルコニーが設置されているのです。
スライドドアを開けると、リビングスペースから、プライベートバルコニーに出ることができます。
これでもかというくらい綺麗な緑が広がっており、適度に涼しく気分があがります。
プライベートバルコニーには、大人2人が十分にゆったりとくつろぐことのできるソファが設置されています。
バルコニー中央には、ランタンが置かれていました。
「ターンダウンサービス」では、このランタンに火を灯してくれます。
ベッドルーム
ベッドルームは、リビングスペースの手前、客室の中央にあります。
キングサイズのベットがドーン!!と置かれています。自宅のベッドが小さいせいか、かなり大きく感じました。
ボクの息子も人生で初めてとなるキングサイズのベッドにテンションが上がりっぱなしのご様子です。
キングサイズベッドの左側には、USBポート2口、各種ボタンがサイドテーブルが置かれています。
縁側の照明の調整や、カーテンを自動で開閉するボタンなどが付いています。
テーブルの上には、電話とコロナウイルス感染症対策としてマスクなどが置かれています。
キングサイズベッドの右側には、USBポート2口、各種ボタンが配置されたサイドテーブルが置かれています。
プライバシーボタンは、スタッフが外から客室に入って来ないようにとお知らせするボタンです。
テーブルの上には、時計とBOSEのBluetooth対応スピーカーが置かれています。
右サイドテーブルのさらに右側にはソファが置かれていました。この客室は、どの部屋にいてもくつろげる空間になっています。
ベッドルームは、本当に快適な空間になっており、キングサイズベッドはとにかく大きく、クッション性も体にフィットし、寝心地は抜群でした。
宿泊前日にベビーベッドをリクエストした結果、在庫が予約で埋まっていましたが、家族3人でも十分すぎるくらいの大きさだったので、安心して寝ることができました。
どうしてもベビーベッドが必要な場合は、ボクみたいに前日に慌てるのではなく、事前予約をオススメします。
ちなみにバウンサーの貸出は行っていないとのことだったので、自宅からバウンサーを持ち込みました。
写真に収めるのは、忘れましたが、部屋におむつポッドを用意してくれていました。
バスルーム
バスルームは、ベッドルームの向かいにあります。
和の雰囲気でデザインされた引き戸があり、そこを開けるとバスルームにつながっています。
引き戸を開けると、中央にキャビネットが配置され、両サイドにバスローブが1つずつかかっています。
バスルームに入って、左側奥には、洗面台とトイレがあります。
TOTO製のウォシュレット付トイレが設置されています。
大きな鏡とボウルシンクが特徴的な洗面台が両サイドに1つずつ配置されています。
引き出しを開けると、アメニティがずっしりと並んでいます。
アメニティの品質もかなり高く、細かいところまで、一切妥協しない姿勢がうかがえます。
バスルームに入って右側奥へと進むと、浴室があります。
開放的な眺望と広々としたスペースが広がる快適さを追求した浴室です。
浴室内で特徴的なのは、大人2人でも余裕で入浴できるほどの日本様式の底深のバスタブです。
外国人受けがよさそうな、日本らしさを感じる木の椅子と木桶が置かれています。
コロナがなければ、日光の街全体がインバウンド客で盛り上がっただろうなと、残念に思いました。
バスタブの淵には、ヒノキの香りが広がるバスソルトとボディタオルが2つ置いてあります。
バスソルトは、実際に使ってみましたが、本当にいい香りが広がり、癒しそのものでした。
バスタブからは緑がいっぱいに広がるバルコニーを眺望でき、まさに非日常を堪能できる空間の1つとなっています。
バスタブファルセットは、ピッカピカに光っていました。開業してまもないとはいえ、かなり磨きがかかっていたことに驚きました。
浴室内の天井に目を移すと、レインフォレストシャワーが設置されています。
バスアメニティは、英国のアスプレイ。シャワースペース前に整然と置かれています。
ボクは、息子と一緒に朝晩それぞれ1回ずつ入りましたが、本当に気持ちがよく、自宅では、絶対に味わえない優雅な時間を過ごすことができるバスルームになっていました。
ラゲッジスペース
ラゲッジスペースは、客室内に入ってすぐのドアを開いた先にあります。
ドアを開くと照明が点灯します。ドアの裏側には全身鏡がついています。
ラゲッジスペースには、かなり重量感のあるハンガーが並んでいます。
ボクが普段使っているクリーニング屋さんでもらえるハンガーの10倍くらいの重みを感じました。
オリジナルの浴衣は、ハンガーにかかっています。温泉までの移動や館内で着ることができるとスタッフから説明がありました。
玄関に置かれている下駄とセットで館内を自由に快適に動きまわることができます。
ラゲッジスペース内には、傘やブラシ、常備灯も置かれています。
その他、ヨガマットや殺虫剤が置かれていました。
ザ・リッツ・カールトン日光の温泉
「ザ・リッツ・カールトン日光」は、「リッツ・カールトン」ブランドとして、世界で初めて、温泉施設を持つホテルです。
温泉へのアプローチ
客室内で数時間くつろいだあと、奥さんと順番に温泉へ入ることにしました。温泉は、エントランスと同じフロアレベルの1階にあります。
大きな通路を通って、突き当たりを右に行くと、温泉まで続くアプローチが見えてきます。
ドアの向こうには、綺麗な石畳が敷かれてました。写真スポットになっているようで、浴衣姿で写真撮影をする人たちを見かけました。
石畳を越えて、再び館内へと入ると、壁に奥日光の地層を表現し、切通しに見立てた神秘的な通路があり、そこを通って温泉へと向かいます。
温泉への向かう導線の途中には、スパやフィットネスジムがありました。
こちらがフィットネスジムの入り口です。気になったので、少し覗いてみました・・・すると・・・
利用者は、誰もいません。ランニングマシーンやウエイトトレーニングマシンが並べられていました。
温泉の入り口には、男女それぞれに青と赤の暖簾がかかっており、暖簾をくぐると、温泉大浴場があります。
1200年の歴史を紡ぐ温泉
暖簾より先の写真撮影は、禁止されているので、公式サイトより、写真を引用して、温泉の魅力を紹介させていただきます。
「ザ・リッツ・カールトン日光」には、1200年の歴史を誇る日光湯元温泉の源泉を引く温泉大浴場があります。
露天風呂は本当に開放的な空間で、硫黄の匂いがほのかに香る硫黄泉の湯となっています。
内湯やサウナ、水風呂もあり、何度も何度も足を運びたくなるようなオアシスでした。
お風呂上りのサービス
温泉で体と心を癒した後には、嬉しいサービスがありました。
温泉から上がり、暖簾をくぐると左手にソファや椅子が並ぶスペースがありました。
気になって入ってみると、牛乳瓶とコーヒー牛乳瓶が置かれています。
ボクは、氷でキンキンに冷やされているコーヒー牛乳を1本いただきました。
その他、リッツカールトンウォーターも用意されていました。
ザ・リッツ・カールトン日光での食事
ボクたちは、宿泊日の夕食と翌日の朝食を客室でいただきました。
息子が小さくても不安なく、また他人と接触することもなく、安心して食事を楽しむことができました。
インルームダイニング
宿泊日の夕食は、当日まで決めていませんでした。
ホテル周辺施設から、お寿司のテイクアウトを考えていましたが、せっかくだし、贅沢にインルームダイニングをオーダーすることにしました。
サラダ1品、メイン2品、デザート2品の計5品をオーダーしました。
夕食の様子やインルームダイニングメニューの詳しい内容は下記の記事もあわせてご覧ください。
「リッツ・カールトン日光」のインルームダイニング
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「ザ・リッツ・カールトン日光」インルームダイニングを徹底レビュー!メニューや価格などもブログで紹介!
「リッツ・カールトン日光」のレストラン
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「ザ・リッツ・カールトン日光」での食事はどうする?4か所のこだわりレストランとメニューをご紹介!
ザ・リッツ・カールトン日光の朝食
朝食は、チェックイン手続き時にご案内があり、予約することにしました。
朝食会場は、ホテル内のレストラン「日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光」か客室内で提供しているということだったので、息子のことも考えて客室でいただくことにしました。
朝食メニューは、和食と洋食の2種類が用意されています。
客室内のメニューとにらめっこし、和食と洋食を1つずつオーダーしました。
小さい息子のために、メニューにはないお粥とお水を無料で提供していただいたため、赤ちゃんや子連れでも安心できました。
朝食の価格・メニューなどの詳しい内容は下記の記事もあわせてご覧ください。
「ザ・リッツ・カールトン日光」の贅沢朝食
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「ザ・リッツ・カールトン日光」の豪華朝食メニューをブログで紹介!2種類の朝食をインルームダイニングで堪能!
食後はティータイムです。優雅な至福の時を過ごすことができました。
チェックアウト
非日常を味わえる優雅な時間は、あっという間に過ぎてしまい、チェックアウトの時間がきました。
レイトチェックアウト
チェックイン時にもご案内がありましたが、通常のチェックアウト時間は、12時でしたが、13時まで伸ばしてもらうことに。
チェックアウトは、フロントに部屋番号を伝えるだけで簡単に終了。
宿泊記念品として、御守りと木製カードキーをいただくことができました。
チェックインした時から、ずっと気になっていたこの鐘は、帰りに車で出発する際に、カーーン!!とスタッフが鳴らしてくれ、ボクたちは「ザ・リッツ・カールトン日光」を後にしたのでした。
みなさんもぜひ、「ザ・リッツ・カールトン日光」へ宿泊し、優雅で贅沢な非日常を体感してみてはいかがでしょうか。
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