ごーとです。
人生で初めて、東海道新幹線のグリーン車に乗りました。
これまで、普通車の自由席や指定席にしか乗車したことのないボクは、あまりの快適な空間に感動したため、その魅力をこのブログを通じて伝えていきたいと思います。
この記事では、実際にボクが東京~名古屋間で乗車した東海道新幹線グリーン車の様子を紹介していきます。
新幹線に乗る頻度は多くないボクですが、ワンランク上の設備と快適な車内環境にただただ驚くばかりでした。
それでは、東海道新幹線グリーン車の魅力を徹底的に紹介していきます。ゆっくりと、じっくり読み進めていただければと思います!
グリーン車とは?
実際にボクが乗車した東海道新幹線グリーン車を紹介する前に、そもそもグリーン車とは何かについて、簡単に説明しておきます。
ワンランク上の設備を備えた特別車両
グリーン車とは、普通車よりグレードが高い特別車両のことです。
ワンランク上の設備が備えられている車両のため、車内で快適に過ごすことができ、優雅な旅を演出してくれます。
グリーン車は、新幹線をはじめ、在来線の特急列車ほか、一部の普通列車に連結されており、「グリーン料金」を支払うことで乗車することができます。
クローバーマークの由来
グリーン車には、四つ葉のクローバーをモチーフして作られたクローバーマークが配されています。
四つ葉クローバーが「幸運の印」とされていることから、利用する人に幸運が訪れて欲しいという関係者の気持ちが表現されたものだそうです。
車内環境が超快適なので、乗車した瞬間幸せな気持ちに包まれることでしょう。
東海道新幹線のぞみ号(N700系)グリーン車
ボクが実際に乗車した東海道新幹線のぞみ号(N700系)のグリーン車の様子を紹介します。
東海道新幹線のぞみ号(N700系)に乗車
ボクは、東京駅から名古屋駅まで東海道新幹線のぞみ号のグリーン車を使って移動しました。
人生初のグリーン車にワクワクしながら、新幹線のホームへ移動しました。
グリーン車は8号車から10号車までの3両
のぞみ号は、16両編成で構成されており、8号車から10号車の3両がグリーン車となっています。
ボクが乗車したのは、8号車のグリーン車です。
上質で快適な車内環境のグリーン車
グリーン車に一歩足を踏み入れた瞬間に感じたのは、これまでの新幹線では味わったことのない上質で優雅な車内環境です。
床にはふかふかなカーペットが敷かれていました。
カーペットは、シートともに落ち着いた色合いで、上質な雰囲気が漂っています。
普通車は、通路を挟んで3列シートと2列シートの構成ですが、グリーン車は両側2列ともにシートになっており、1席あたりのシート幅が広めに作られています。
隣に乗客がいたとしても、かなりゆったりと過ごすことができます。
快適な設備を1つずつ紹介していきます。
まずは、フットレストです。これは普通車にはない設備の1つで、ほぼすべての乗客が足を乗せていました。
続いて、座席正面に設置されているテーブルです。
このテーブルは普通車にもついている標準設備ですが、グリーン車にはもう1つテーブルが備えられています。
座席の右側にある肘置きをパカっと開けると、折り畳み式のテーブルが収納されています。
出してみるとこんな感じになります。
前面のテーブルにお弁当を置きながら、サイドテーブルには飲み物と本を置いたりする人が多かったです。
座席のリクライニングは、座席右側肘置きにあるレバーを引くことでスムーズに角度を変えることができます。
座席左側肘置きの側面には、読書灯のスイッチなどが設置されています。
読書灯は座面の右後ろに配置されており、好みの角度に調整することができます。
照度が高いLEDを採用しており、快適に読書を楽しむことができます。
コンセントは、2列シートの中央部に設置されており、スマホやパソコンの充電が可能です。
日清紡の超高級おしぼりのサービス
ボクは、グリーン車に乗るまで知らなかったのですが、グリーン車に乗るとサービスの一環として、日清紡が作っている超高級おしぼり「めんです」が1人1個もらえます。
日清紡の高級おしぼり「めんです」は、グリーン車などの有料ハイクラスシートの他、料亭や外車ディーラーなどの上質なおもてなしを求められるお店で広く愛用されている商品の1つだそうです。
生地には、上質な100%綿を使用、独自のハニカム構造で、 汚れをしっかりと拭き取ってくれます。 また、表面が丈夫につくられており、他の使い捨ておしぼりとは別次元の高級品でした。
以前は、業者以外は手に入れることが困難だった日清紡の高級おしぼり「めんです」でしたが、最近は買えるようになったらしいので、大切な人を家に招いておもてなしする時にサッと出すと喜ばれること間違いないでしょう。
グリーン車と普通車との違いを比較
最後にグリーン車と普通車の違いを様々な角度から比較しておきます。
グリーン車と普通車の価格の違い
今回、東京~名古屋までは、グリーン車に乗車し、名古屋~東京までは、普通車を利用しました。
価格差はどのくらいあるのでしょうか。表にしてみましたので、ご覧ください。
座席 | 運賃 | 特急料金 | 合計 |
普通車自由 | 6,380円 | 4,180円 | 10,560円 |
普通車指定 | 6,380円 | 4,920円 | 11,300円 |
グリーン車 | 6,380円 | 8,580円 | 14,960円 |
上記の表は、東京~名古屋間の通常期の座席別の料金です。(普通車は繁忙期は+200円、閑散期は-200円)
自由席は、4,400円の価格差、指定席は、3,660円の価格差があります。なお、グリーン料金は、乗車区間の営業キロによって計算されます。
高いと感じる人も多いと思いますが、車内環境の圧倒的な差を見れば、価格相応だとボクは思っています。
グリーン車と普通車の車内環境の違い
続いて、車内環境の違いを見ていきましょう。
名古屋~東京までは、普通車を利用したので、実際に乗車した際の様子を交えて、紹介していきます。
こちらが、実際にボクが乗車した東海道新幹線普通車の車内の様子です。
グリーン車は、両側2列ずつのシート配置だったのに対し、普通車は2列&3列シートになっており、大きな違いがあります。
また、床にはグリーン車にあったようなふかふかなカーペットは敷かれておりません。
グリーン車には、設置されていたフットレストはもちろんありません。
肘置きは硬い素材で出来ており、リクライニングレバーはかなり簡素なものになっていました。
グリーン車のリクライニングレバーと比較すると、その差は一目瞭然です。
座席正面には、折り畳み式のテーブルが配置されています。
折り畳み式テーブルは、1枚のみで、グリーン車に設置されていたサイドテーブルはありません。
また、グリーン車には、1席に1個の電源が設けられていましたが、普通車には、窓側座席の床に1か所だけ設置されています。
その他、読書灯やおしぼりサービスなどは一切ありません。
この記事では、実際にボクが東京~名古屋間で乗車した東海道新幹線グリーン車の様子を紹介しました。
みなさんも1度はグリーン車に乗ってみたいなぁと思ったのではないでしょうか。
ボクの次なる目標は、グランクラスに乗車することです。いつか乗車する日が来たら、このブログでも紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。