
兼業投資家のごーとです。
今日は、城南進学研究社(4720)から届いた株主優待を紹介していきたいと思います。クオカード500円が到着しました。
そろそろ優待廃止が迫ってきているんじゃないかと思っている銘柄の1つです。ボクは既に売ってしまったので、今回が最後の優待到着です。
それでは、実際に届いた株主優待の中身などを見ていきましょう。
目次
城南進学研究社(4720)
城南進学研究社は、予備校及び個別指導を含めた進学教室の経営をはじめ、大学・高校及び中学受験用教材の企画、制作、販売などの総合教育ソリューション事業を行う会社です。
最近、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、利便性の高い学習管理体制を強化する目的で、スタディプラスとの提携が発表されました。
会社概要
【会社名】城南進学研究社
【コード】4720【市場】JASDAQ-S【決算】3月
【設立】1982年9月【上場】1999年4月
【株価】382円(2020年6月29日終値)
【特色】川崎地盤で講師とAI併用の個別指導塾『城南予備校DUO』や映像授業塾を展開。幼児教育も。
株主優待をもらう方法
城南進学研究社の株主優待はオリジナルクオカードです。
クオカードは、株主優待の定番であり、人気の金券優待の1つです。コンビニや書店など全国どこでも気軽に利用でき、使用期限も特にないので、使いやすさ抜群です。
権利確定日|3月末日&9月末日
城南進学研究社の権利確定日(株主優待をもらう権利が得られる日)は、3月末日と9月末日の年2回になります。優待をもらいたい場合、権利確定日の2営業日前(権利付最終日)に株を保有している必要があります。
今回権利付最終日|2020年3月27日
次回権利付最終日|2020年9月28日
株主優待獲得条件
3月末日及び9月末日の直近株主名簿に記載された100株以上保有している株主を対象に、500円分のクオカードをもらうことができます。
保有株式数 | 株主ご優待券 |
100株以上 | オリジナルクオカード500円 |
2017年2月に株主優待導入に関するお知らせが発表され、年2回株主優待がもらえるようになりました。
実際に届いた株主優待
株主優待の到着日は2020年6月29日です。
こちらが実際に届いた株主優待のオリジナルクオカードです。

株主優待在中

株主の皆さまへ

オリジナルクオカード
シンプルでスタイリッシュなデザインのオリジナルクオカードです。過去に何度かもらっていますが、券面のデザインは毎回同じです。

第38期報告書
株主優待のクオカードと合わせて、「第38期年次報告書」も同封されていました。
今後の株価はどうなる?

学習塾の今後の未来
城南進学研究社に限らず、学習塾業界は今後ますます冷え切っていくと思っています。少子高齢化で教育を受ける母数が減少傾向にあるのは、確実だからです。
一方で、世帯あたりの子供の数の減少傾向が、子供1人あたりの学習塾費を増加させているという話も聞いたことがあります。また、新しい学習指導要領により、プログラミング教育への対応や英語の「聞く・話す」への対応が必要になってきます。
これからは、個別指導に特化するなどあらゆる方法で受講の質や価値を高め、他社との差別化を図らない限り、淘汰されていく時代がやってきそうです。
今後の株価と優待廃止リスク
城南進学研究社の今後の株価はどうなるのでしょうか。個人的には、将来的に優待廃止や減配などが待っていると思います。つまり、株価はまだまだ下がると予想します。
2020年5月22日の本決算では、経常損益は赤字となり、前期よりも赤字幅が拡大したと発表。今期の業績見通しは示さず、年間配当予想も未定としました。
株価は、現在400円を割れており、これまでの配当と優待が今後も継続するようであれば、総合利回りは5%を越え、魅力的と考える人も多そうです。また、株雑誌などで、5万円以下でもらえる優待特集などが組まれた際に、必ず顔を出す銘柄なので、安易に買ってしまわないほうがいいと思います。優待を一度も貰わずに廃止になったとか笑えません。
ボクもこれまで何度も優待廃止や無配転落を食らって悔しい思いをしていますが、もし、保有している銘柄の業績や決算発表に違和感を持ったら、自分を信じて悪材料IRが出る前に損切りでも売り抜けることをオススメします。塩漬けは絶対に避けましょう。
